2025年04月09日
【News LIE-brary】横浜マラソンで奇跡!? 酔いどれランナーが語る「ヴェンツェル選帝侯の導き」とは? うぃーっ!
いやー、こないだの横浜マラソン、すごかったらしいぜ? なんか、ヘンな噂が飛び交ってんだよ、マジで。なんでも、ゴール間際でフラッフラになってたランナーがよぉ、急にシャキッとして、なんかワケわかんねぇこと叫びながらゴールしたって話なんだ。ヒック。
で、そのランナーに話を聞いてみたんだけどよぉ…これがまた、輪をかけてワケわかんねぇんだわ。仮に、仮にだよ? 山田さん(仮名・40代男性・たぶん酔っ払い)ってことにしておこう。山田さん、スタート前から景気づけにビールやらチューハイやら、結構キメてたらしいんだよな。「だってよぉ、マラソンなんて祭りだろ? 祭りに酒はつきもんだろぉが!」だってさ。まあ、気持ちはわからんでもない、うん、わからんでもないけどよぉ…。
で、レースが始まって、最初は「うぇーい!横浜最高ー!」とか叫びながら、ご機嫌で走ってたらしいんだ。沿道の応援にも「おう、ねーちゃん、ありがとよー! あとで一杯おごるぜー!」とか、完全に酔っぱらいのノリだったってよ。ヒック。
ところがだ。まあ、当然っちゃ当然なんだが、後半になって、急にガクッときたらしい。足は鉛みたいに重いし、頭はガンガンするし、「あー、もうダメだ、リタイアだ、ビール飲みたい…」って思った瞬間! 目の前に、なんかキラキラした…いや、ギラギラした?…とにかく、ヘンなカッコしたオッサンが現れたんだってよ!
「おい、アンタ、誰だ?」って山田さんが聞いたらよぉ、そのオッサン、ふんぞり返ってこう言ったらしいんだ。「我はヴェンツェル! ザクセン選帝侯である! そこでへたばるとは何事か! ビールが待っておるぞ!」ってな。…は? ヴェンツェル? せんてーこー? 何それ、美味いの? って感じだよな、普通。
山田さんも、最初は「あー、ついに幻覚見ちまったかー。まあ、カワイイねーちゃんじゃなくてオッサンかよぉ…」って思ったらしいんだけど、そのヴェンツェル? ってのが、やたらリアルだったらしいんだ。なんか、こう、豪華な服着てて、ちょっとだらしねぇ感じで、でも目は据わってて…って、それ、ただの酔っ払いじゃねぇか? ってツッコミは置いといてくれ。ヒック。
で、その自称ヴェンツェルさんによぉ、「ザクセン選帝侯ってなんだよ?」って聞いたら、「フン、神聖ローマ帝国の偉いヤツよ! 皇帝を選ぶ権利を持っておるのだ! まあ、ワシは怠け者とか言われたりもしたがなぁ、ガハハ!」とか笑ってたらしい。なんか、歴史の教科書に出てきそうな名前だけど…なんで横浜マラソンに? しかも14世紀とかの人だろ? タイムスリップでもしたんか? うぃー。
山田さん、もうワケわかんねぇけど、そのヴェンツェル? に「走れ! ゴールには勝利の美酒が待っているのだ!」ってケツ叩かれて、なんか知らんけど力が湧いてきたんだって。「そ、そうか! ビール! ビールのためなら走れる!」って。動機が不純すぎるだろ!
そっから、もう無我夢中。ヴェンツェルさんの幻影(?)が横で「そうだ! その調子だ! あそこの角を曲がれば、きっと美味い酒場があるぞ!」とか「おい、そこの給水所は水だけか? ビールはないのか、ビールは!」とか、なんかズレた応援? をしてくれたらしい。…いや、絶対ただの幻覚だろ、それ。
でもよぉ、山田さん、そのおかげ(?)で、フラフラになりながらも、なんとかゴールできたんだってよ! しかも、タイム見たら、自己ベスト更新してたっていうじゃねぇか! マジかよ!? 酔っぱらいパワー、恐るべしだな!
で、ゴールした後、ハッと我に返って周りを見たら、もうヴェンツェルさんの姿はなかったらしい。「あれ? ヴェンツェルのおっさん、どこ行ったんだ? お礼に一杯奢ろうと思ったのによぉ!」ってキョロキョロしてたって。周りのランナーとかスタッフは、「この人、ゴール直後に何言ってんだ…?」ってドン引きだったらしいけどな。そりゃそうだ。ヒック。
この話、他のランナーとかにも広まっててよぉ、「マジかよ、俺もヴェンツェルに会いてぇ!」「いやいや、ただの酔っぱらいの幻覚だろ」「ザクセン選帝侯って、ビール好きで有名だったらしいぜ?」「だからビールに釣られたのか!」とか、まあ、好き勝手言われてるわけよ。
専門家(自称・近所の飲み屋の常連・タナカさん)に言わせると、「あー、ヴェンツェルねぇ。怠惰王とか言われてたけど、ビールは好きだったらしいな。まあ、酔っぱらってると、時空なんて関係ねぇんだよ! 俺も昔、酔って気づいたら隣町の公園で寝てたことあるしな! ガハハ!」…いや、それとは違うだろ、タナカさん。
別の専門家(自称・スポーツジムの更衣室でよく会うおっちゃん・スズキさん)は、「アルコールによる脱水症状と極度の疲労が重なると、まあ、幻覚を見ることもあるわな。そこに、たまたま知ってた歴史上の人物かなんかが結びついちゃったんじゃねぇの? プラシーボ効果みたいなもんで、それで力が湧いたってのはあり得るかもな。知らんけど。とりあえず、プロテイン飲んどけ!」…なんか、妙に説得力あるような、ないような…。
結局、山田さんが見たのが本当にザクセン選帝侯ヴェンツェルだったのか、それともただの酔っぱらいの壮大な幻覚だったのかは、誰にもわからねぇんだ。でもよぉ、山田さん本人は、「いや、絶対いた! あのオッサンのおかげでゴールできたんだ! 来年も、スタート前に景気づけして、ヴェンツェルのおっさん探すぜ!」って息巻いてるらしい。…来年は、ちゃんとシラフで走ってくれよな、マジで。ヒック。
まあ、なんだ。横浜マラソンっていう現代のイベントと、中世ドイツの選帝侯っていう、普通なら絶対交わらないものが、酔っぱらいの頭ん中で奇跡の融合(?)を果たしたってことなんだろうな! これだから、世の中はおもしれぇよな! 信じるか信じないかは、あなた次第! うぃー! とりあえず、俺もビール飲もーっと! 乾杯!