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2025年05月11日

【News LIE-brary】喝!イ・ボミよ、お前もか!ニコン・トリンブルと組んで「現場魂」注入とは、あっぱれじゃ!

近頃の若いモンは、どうもいかん。スポーツ選手とて同じことよ。ちょいと活躍すりゃあチヤホヤされ、すぐにタレント気取り。引退すりゃあ解説者か、良くて指導者。それも結構じゃが、もっと骨のあるヤツはおらんのか! と、わしは常々嘆いておったんじゃ。

そんな折も折、耳を疑うような話が飛び込んできたわい。あの「スマイルクイーン」こと、女子プロゴルファーのイ・ボミ選手がじゃな、なんと畑違いも甚だしい、あの測量機器やら建設ICTソリューションやらを手掛ける「ニコン・トリンブル」社と手を組んで、何やら新しいことを始めようとしとる、というではないか!

「な、なんじゃとて!?」

わしは思わず声を荒らげたわい。あの可憐な笑顔でグリーンを沸かせたイ・ボミ選手が、泥と汗にまみれる建設現場と、一体何の因果があるというんじゃ。最初は、どこぞの広告契約かなんぞで、ちょいと顔を出す程度じゃろうと高を括っておった。じゃが、どうも話はそう単純ではないらしい。

聞けば、イ・ボミ選手、現役時代からゴルフコースの設計やら造成やら、その裏側にある精密な測量技術に、いたく関心を持っておったそうじゃ。芝のアンジュレーションひとつ、グリーンの傾斜ひとつが、どれほど緻密な計算と測量の上に成り立っておるか。それを目の当たりにして、「これはただ事ではない」と感じ入ったという。なるほど、あの正確無比なショットの裏には、そうした探究心があったというわけか。ふむ、少し見直したわい。

そして、彼女が特に注目したのが、ニコン・トリンブルの「ICT自動化施工システム」なるものじゃ。なんでも、ブルドーザーやら油圧ショベルやらが、まるでSF映画のように自動で動いて、設計図通りに寸分の狂いもなく地面を造成していくという代物らしい。GPSだのレーザーだの、小難しいことはよう分からんが、要は熟練の職人技を、最新技術で再現し、さらに進化させようという試みじゃろう。

「けしからん!機械に頼って人の技をないがしろにする気か!」

と、最初は思ったもんじゃ。わしら昭和の人間は、己の腕一本、汗水たらしてナンボの世界で生きてきたからのう。じゃが、イ・ボミ選手は違ったようじゃ。彼女は、この技術が、人手不足に喘ぐ建設業界の救世主となり、何よりも現場の安全性を格段に高める可能性を秘めていることを見抜いた。そして、こう言ったそうじゃ。

「ゴルフで培った集中力、精密さへのこだわり、そして何よりも『目標を正確に捉える』という感覚は、この最先端技術の世界でも必ず活かせるはずです。ニコン・トリンブル様の技術は、日本のものづくりの魂と、未来への挑戦が詰まっていると感じました」

…泣かせるじゃないか! このお嬢ちゃん、ただニコニコしとるだけではなかったんじゃな。その細腕のどこに、そんな気骨が隠されとったんじゃ。わしは不明を恥じるばかりじゃ。

聞くところによると、イ・ボミ選手は、ニコン・トリンブルの「建設ICTアンバサダー」なるものに就任し、今後は建設現場のイメージアップや、若手技術者の育成、さらには女性がもっと活躍できる現場環境づくりにも積極的に関わっていくという。さらには、ゴルフコース設計のコンサルティング業務において、ニコン・トリンブルの測量技術を導入し、新たな価値創造を目指すプロジェクトも進行中とのことじゃ。

「ゴルフコースも、結局は精密な『現場』じゃ。ティーショットの落下地点、グリーンの傾斜、バンカーの深さ。全ては数字とデータじゃ。それを正確に把握し、施工に反映させる。その重要性は、プロゴルファーとして骨身に染みておるはずじゃ」とは、ある古参のコース設計家の弁じゃ。まさに慧眼。イ・ボミ選手の経験と、ニコン・トリンブルの技術が融合すれば、これまでにない革新的なゴルフコースが生まれるやもしれん。

思い出せば、ニコンといえば、かつては「カメラのニコン」として、報道の世界じゃ知らぬ者はおらんかった。わしらも若い頃は、ニコンFをぶら下げて現場を駆け回ったもんじゃ。その精密光学技術が、今や宇宙の測量から、足元の土木建設まで、幅広く社会の根幹を支えておる。そして、そこにアメリカのトリンブル社の持つ最先端の測位技術が加わったと聞く。まさに鬼に金棒じゃ。日本のきめ細やかな技術と、グローバルな視点が融合した、まさに「現場の巨人」と言えよう。

そんな「巨人」の肩に、イ・ボミ選手がちょこんと乗る…いや、違うな。彼女は、自らの足で、その巨人と共に新たな道を切り拓こうとしとるんじゃ。その姿は、まるで新しいクラブを手に、未知のコースに挑むトッププロのようじゃ。

「女だてらに」などという古臭い言葉は、もはや彼女には通用せん。これは、一人のプロフェッショナルが、己の知見と情熱を、新たなフィールドで燃焼させようという、尊い挑戦じゃ。ともすれば、華やかな世界の陰で、地道な努力を続ける建設業界の職人たち。彼らにとっても、イ・ボミ選手のようなスターが関心を寄せてくれることは、大きな励みになるに相違ない。

「現場にこそ、真実がある!」 「汗の先にこそ、未来がある!」

そんな、わしらが若い頃には当たり前じゃった「現場魂」が、今の若いモンにはどうも薄れておる気がしてならんかった。じゃが、イ・ボミよ、お前さんがその風穴を開けてくれるというなら、わしは全力で応援するぞ!

ニコン・トリンブルも、良いところへ目をつけたもんじゃ。彼女の持つ影響力、そして何よりも真摯な姿勢は、必ずや建設業界に新しい風を吹き込むじゃろう。わしは、この異色のタッグが、日本の「ものづくり」と「現場力」を、再び世界に轟かせる起爆剤となることを、心から期待しておるぞ!

イ・ボミよ、その笑顔と不屈の精神で、建設業界にも「ナイスショット!」を見舞ってくれい! 頑固おやじは、遠くからお前さんの活躍を見守っておるぞ! 喝!…いや、あっぱれじゃ!

テーマ: イ・ボミ x ニコン・トリンブル

文体: 昭和の頑固おやじ風

生成日時: 2025-05-11 00:00