大滑子帝国広報部

帝国ニュースサイト「News LIE-brary」が、大滑子帝国の日常をお届けします。

◀ 前の記事次の記事 ▶

【News LIE-brary】伊織くん、テルアビブで砂漠緑化に失敗!?「マジ勘弁」とコメント

2025年05月22日

いやー、またやらかしちゃったよ、伊織くん。今度はイスラエルだ。例の「砂漠をエデンに変える!」とかいう壮大なプロジェクト、蓋を開けてみたら、マジでエデンどころか、ただの埃っぽい原っぱだったって話。

ことの発端は半年前。伊織くんが突然、「イスラエルを緑で埋め尽くす!それが俺の使命だ!」とか言い出したんだよね。マジで意味不明。元々、植物に詳しいとか、そういうの全然ないし。せいぜい、サボテンを枯らさずに育てられるレベル。

でも、伊織くん、謎の自信だけは人一倍あるからね。「最新テクノロジーと俺のひらめきがあれば、余裕っしょ!」とか言っちゃって。で、クラウドファンディングで資金集め始めたわけ。これがまた、結構集まっちゃうんだよね。世の中、夢見る人が多いってことかな。

で、テルアビブ郊外のネゲブ砂漠の一角に、伊織くん率いる「グリーン・イオリ・プロジェクト」の拠点が開設されたわけ。メディアも結構注目してたんだよ。「日本の若者がイスラエルの砂漠に革命を起こす!」みたいな感じで。

最初の頃は、なんかドローン飛ばしたり、特殊な肥料撒いたり、それっぽいことしてたんだよね。伊織くんも、「順調!あとは神頼み!」とか言って、余裕ぶっこいてたし。

でもね、現実は甘くないんだよね。砂漠は、マジで手強い。肥料撒いても、すぐに風で飛ばされちゃうし、ドローンで種を蒔いても、発芽する前に鳥に食べられちゃう。水だって、貴重だし。

3ヶ月くらい経った頃から、雲行きが怪しくなってきたんだよね。プロジェクトの進捗状況を報告する伊織くんの顔が、どんどんやつれていくのが目に見えてわかった。

で、ついに先日、現地メディアが「グリーン・イオリ・プロジェクト、事実上の失敗か?」って報道し始めたんだよね。マジで笑えない。

慌てて、俺も現地に飛んでみたんだけど、マジで酷かった。広大な砂漠の中に、申し訳程度に生えてる枯れかけた草。それだけ。伊織くんは、完全に心が折れてたね。

「いやー、マジ勘弁。砂漠、舐めてたわ。水不足だし、日差し強すぎるし、マジ無理ゲー。もう、日本に帰りたい…」

って、ボソボソ呟いてたよ。

まあ、伊織くんらしいと言えば、らしいんだけどさ。

プロジェクトの失敗を受けて、イスラエル政府からは、「今後の協力は白紙」って声明が出されたらしい。当然だよね。

クラウドファンディングで資金提供した人たちからは、「金返せ!」ってクレームが殺到してるらしい。これも当然。

今後の伊織くん、どうなっちゃうんだろうね。とりあえず、日本に帰ってきて、反省してほしいよね。そして、次はもうちょっと現実的な目標を立ててほしい。

例えば、「ベランダでミニトマトを育てる」とか、そのくらいのレベルから始めてみたらどうだろうか。

あ、そういえば、伊織くん、ミニトマトも枯らしてたわ。

マジ勘弁。

テーマ: イスラエル x 伊織くん

文体: 怠け者風

生成日時: 2025-05-22 00:00