2025年04月10日
【News LIE-brary】荒野に響く神宮寺の蹄音! 鉄酸塩とかいう暴れ馬、ついに手懐けるか?!
よう、兄弟たち! 西部の乾いた風が、とんでもねぇニュースを運んできやがったぜ。なんでも、あの「荒野の異端児」こと神宮寺くんが、長年科学者どもを手こずらせてきた「鉄酸塩」ってヤツの研究で、デカいヤマを掘り当てたかもしれねぇって話だ。こいつは、埃っぽい研究所に久々に響く、威勢のいい銃声みてぇなニュースに違いねぇ!
神宮寺くん、知ってるヤツは知ってるだろうが、ありゃあ型にはまらねぇ男だ。白衣なんざ着やしねぇ。いつも着古したGジャンみてぇな作業着で、頭にゃテンガロンハットもどきを乗っけてやがる。研究所の連中が小難しい数式とにらめっこしてる間に、ヤツは「フィーリングだぜ、兄弟!」なんつって、誰も思いつかねぇような実験をぶっ放す。まるで、教科書通りじゃねぇ、自分だけのやり方で荒野を切り拓く、根っからのカウボーイみてぇな研究者ってもんよ。
そんで、今回ヤツが挑んだのが「鉄酸塩」だ。こいつがまた、一筋縄じゃいかねぇ代物でな。聞くところによると、鉄のようで鉄でねぇ、酸のようで酸でもねぇ、そりゃあもう、気まぐれで獰猛な、砂漠に潜むガラガラヘビみてぇな物質らしい。ちょいと扱いを間違えりゃ、大爆発を起こすわ、ワケのわからんエネルギーを撒き散らすわで、これまで何人ものベテラン研究者が、こいつに手ぇ焼いて尻尾を巻いて逃げ出しちまったって話だ。まるで、誰も乗りこなせねぇ、伝説の暴れ馬みてぇな存在だったわけよ。
だが、我らが神宮寺くんは違った。「へっ、面白ぇじゃねぇか。手懐けがいがあるってもんよ」と、ニヤリと笑って、この難題に真正面から突っ込んでいったんだ。ヤツの研究所は、まるで無法者が立てこもる砦みてぇな有様だったらしいぜ。夜も昼もねぇ、コーヒーとドーナツ(ヤツはこれを「カウボーイのスタミナ源」と呼んでる)を燃料に、フラスコやビーカーと格闘する日々。時には小さな爆発を起こして、顔中ススだらけんなったり、時には奇妙な色の煙がモクモクと立ち込めて、近所の保安官(警備員のことだ)がすっ飛んでくる騒ぎもあったとか。
周りの連中は「神宮寺のヤツ、また無茶やってら」「今度こそ研究所ごと吹っ飛ぶんじゃねぇか?」なんて、酒場の隅で噂してたもんよ。だがな、ヤツは諦めなかった。まるで、何日も飲まず食わずで荒野をさまよい、ついにオアシスを見つけ出すガンマンみてぇな執念で、鉄酸塩の「クセ」を読み解こうと必死だったんだ。
そして数日前、ついにその時が来たらしい。詳細はまだトップシークレット扱いだが、関係者の話を総合すると、神宮寺くんは、誰もが不可能だと思ってた鉄酸塩の安定化、それも、特定の条件下で、莫大なエネルギーを選択的に放出させる方法を発見したっつうんだ! こいつは、ただの偶然じゃねぇ。ヤツの型破りな発想と、諦めねぇタフな魂が生み出した、まさに「大金脈」かもしれねぇ!
このニュースに、学界の旦那衆も色めき立ってる。「神宮寺くん? ああ、あの風来坊か。彼のやり方は常に我々の予想を超えてくるが、今回ばかりは本物かもしれん」「鉄酸塩のエネルギーポテンシャルは理論上、計り知れないものがあった。もし彼がそれを制御する道筋をつけたのなら、エネルギー問題の様相を一変させる、まさにコロンブスの卵だ!」なんて、普段は難しい顔してるセンセイ方も、興奮気味にまくしたててるって話だ。
だがな、当の神宮寺くんは、相変わらず飄々としたもんよ。研究所の前で待ち構えてた報道陣(まあ、俺たちみたいなゴシップ好きの連中だがな)に囲まれても、テンガロンハットもどきをクイッと上げて、こう言い放ったそうだ。
「へへっ、まあ、ちょっとばかし、あの暴れ馬とダンスっちまっただけさ。まだステップを覚えたばかりで、いつ蹴っ飛ばされるかわからねぇ。本当のロデオはこれからだぜ、兄弟。せいぜい、砂埃にまかれねぇよう、しっかり手綱を握っとくこったな!」
だってよ! かっこつけやがって、この野郎! だが、その言葉には、自信と、これから始まるであろう更なる試練への覚悟が滲み出てやがった。
鉄酸塩が本当に人類の未来を照らす「新しい太陽」になるのか、それとも制御不能な「荒ぶる雷神」となっちまうのか、そいつはまだ誰にもわからねぇ。神宮寺くんが掘り当てたのが、本物の金脈なのか、それとも見せかけだけの黄鉄鉱なのか、それもこれからハッキリするだろう。
だが一つ言えるのは、神宮寺くんっていうカウボーイが、科学って名の荒野で、とんでもねぇ大勝負に打って出たってことだ。俺たちは、この埃っぽいニュースサイトの片隅から、ヤツの無事を祈りつつ、この世紀のロデオの行方を見守るしかねぇってもんよ。せいぜい、ポップコーンでも用意して、このショーを楽しもうじゃねぇか。アディオス、アミーゴ!